私はオーロラ鑑賞として、北米アラスカのフェアバンクスを選び、
巨大なオーロラを鑑賞してだいぶ満足してます。
が、その時選択しなかった北欧のオーロラも興味がないわけではない。
今週末は、世界ふしぎ発見でも「北欧オーロラ」が放映されるのに先駆け、
北欧のオーロラを取り上げてみます。
北米でなく北欧オーロラのオススメする理由の第一は、
おもしろいホテルがあることとクルーズからもみれるという面白いツアーがあるからです。
それでは、順をおって書きますね。
北欧オーロラのシーズン
だいたい9月~3月になります。
ご存知の通り、北米の夏は白夜のため、夜がありません。
オーロラは、暗いから見えるというわけでもありませんが、暗くなくては見えませんからね。
ただ、北欧の9月は、まだ空が明るかったり、12月・1月の天候が不安定なので、できればそれ以外が良いかもしれません。
旅の途中に出会った北米の女の子達に「白夜ってどういう感じ?」って聞いたら、
「太陽がずっと落ちてきて沈むかなぁと思うんだけど、水平線にきたらまた上がっていくのよ」って笑って話してくれました。
また、「一日中明るいって変な気分じゃない?」
って聞くと、
「いつものこと(慣れている)なので何とも思わない」と。
こんな白夜のような現象も小さい頃から馴染んでいれば、
日常茶飯事、当たり前のことなんだと不思議な気持ちにさせられます。
北欧オーロラの場所
フィンランド
サーリセルカ
ロバニエミ
スゥエーデン
キルナ
ノルウェー
アルタ・グリーンランド
トロムソ
アイスランド
全体
※まだあると思います。
北欧オーロラを後悔しないために
ネット上では北米に比べ、見れなかった体験談も多いため、オーロラメインで行くのではなく、
何かの観光とあわせていくのをオススメします。
万が一、オーロラが見れなくてても、
最終的には北欧旅行として楽しめたという感想がでるようなプランを立てましょう。
たとえば、
アイスランド
9月下旬から10月上旬の、ヘンギットル、スカフタフェットル国立公園のカバ類の低木紅葉、シンクヴェトリル国立公園等の紅葉を楽しむ。
まだあります。
ストロックル間欠泉
そして、
セリャラントスフォスの滝
ヴァトナヨークトル
透明ブルーの氷の洞窟
詳しくは,
大自然が作り出し「アイスランド」の想像を超えた絶景11選
フィンランド
フィンランド語では「紅葉こうよう」のことを「Ruskaるすか」といいます。木の葉が紅く美しく色づくこの自然現象を指す単語があるのは、なんと世界でも日本語とフィンランド語だけだとか。四季を愛でながら生きる両国民の心が表されている単語ですね。 #フィンたんのフィン単
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2012, 9月 6
スウェーデンのアビスコ国立公園
世界的に有名なトレッキングルート「王様の散歩道」もあり、紅葉がキレイ。
冬はスキーやスノボーも楽しめる。
アビスコのなかでもオーロラ・スカイ・ステーションは、世界一オーロラ観測に適した場所だと言われているとか。すんだ空気と、ほとんど雲がかかることがない晴れた空というオーロラ鑑賞の必要条件を完璧に満たしています。
このテント、興味をそそります。笑。
あ、アビスコに興味を惹かれ少し脱線しましたが、
- ハイキング・紅葉
- オルカウオッチング
- 犬ぞり
- クロスカントリースキー
- クリスマスマーケット
- ムーミンを探して
- サンタクロースを訪ねる
- インテリアグッズ探し(←私の場合)
など
幾つかを組み合わせて、旅の計画をするとオーロラを見れなかった時の
残念感も薄れるでしょう。
私は、フェアバンクスでは一人ではどこにも行けない丘の上のロッジに泊まりました。
近くの丘で雪ゾリ(おしりに板を敷いてただ滑るだけ)や風物を写真に撮ったりして、お昼を過ごしました。
北欧のお昼時間が少ない場合は、
小説を持ち込んだり、ダウンロードした動画・本をゆっくり楽しむのも良いかもしれません。
北欧オーロラのおすすめホテル
オススメというか、世界的にも非常に珍しく、一度は泊まってみたいと思わせるホテルです。
-
フィンランドの「カクスラウッタネン イグロー イースト ヴィレッジ」
詳しくはこちら↓を、
https://retrip.jp/articles/92/
Posted by Kakslauttanen Arctic Resort on 2015年9月22日
https://www.facebook.com/kakslauttanen/timeline
こちらには、サンタの家もあり、ユニークさは随一だが、一泊4万円近くとかなりお高め。
2.アイスホテル ストックホルム
#Throwbackthursday so we give you this oldie but goldie: Art Suite “Still Water” by Liliya Pobornikova & Victor Tsarski. Photo by Ben Nilsson.
Posted by ICEHOTEL on 2015年3月12日
アイスホテル (動画 2分37秒で見れます)
アイスホテルは、カクスラウッタネンより前からある分、有名な感じがします。カクスラウッタネンは、デザインがかっこよくて、泊まってみたい気もしますが、肝心のオーロラが見れなかったら、期待感が大きいだけにショックが増すかもしれない。
ここぞというイベントでなければ、なかなか勇気がいりそうですね。
全体的には、アイスホテルのほうが、2014年のブリティッシュトラベルアワードを取ったり、レビュー等をみると意外とカクスラウッタネンの評判が思うほど伸びていないようです。
一つ思うのは、カクスラウッタネンは、全面ガラス張りで見晴らしが良い分、その明かりがそのまま漏れるわけで、隣が明るいし、その辺りが全体に明るいのは、結構見えにくい気がします。不便ですが、夜何時以降、明かり禁止とかにした方がいいかもしれません。
また、オーロラでなく、満点の星空が見えたら、素敵な気がします。
北欧の1年の半分は夜が明るいことを考えると、このホテル、北米にあった方が良かったかもです。
オーロラじゃない時も星空楽しめそうじゃないですか。
3.北欧オーロラのクルーズ
何泊か船内に泊まりながらのオーロラツアーや普通の定期便として運行している船からも見えるものもあるようです。
船の場合、オーロラがでたら知らせてくれるという、ちょっと嬉しいサービスもあります。
ただ、写真を撮りたい人には、揺れが気になりますね。
私は、東京都小笠原へ2泊3日を船で泊まり、あまり気分が良いものではなかったので、
以後、船で寝ることはやめています。
比較的どこでも寝るタイプですが、電車の小気味の良い揺れと違い、
波の揺れが一定していないからでしょうかねぇ。
今だによくわかりません。
4.ノルウェー(トロムソ)でただ今建設中「雪の結晶」
海に浮かぶガラスのホテル2016年完成予定。
詳細はこちら。
なんでも海の上のホテルの建設に強い会社が手掛けるようで、
オーロラ鑑賞ホテルとしては、今後マークされそうですね。
北欧のオーロラが見えなかった時でも諦めないで
帰りの飛行機の中で見れた(白っぽく輝く帯状)という報告もありますので、
お土産に見れるといいですね。
ロシア上空で空が真っ黒になった頃の北側の窓側が狙い目。ただ、機内の明かりが窓に写り込まないよう、毛布などで覆いかぶさったりの必要もあるようです。
見えてもぼやっとしているのもあるので、初めての人にはわかりにくいとも。
最後に
オーロラの見れる確率が高くて安く行くには、北米を。
1.フェアバンクス(日本からの渡航距離も一番近い)
2.カナダのイエローナイフ
3.時差をそのまま利用できる。ちょっと夜更かし気分。
アイスや寝ながらのホテルを楽しむには北欧を。
1.ホテルが楽しそう
2.雪山の頂上に黄金の冠(朝日があたる)の光景がみれる
2.サンタやムーミンの故郷を訪ねる
3.北欧インテリアを物色してみる
北欧は、やっぱり何かを組み合わせていくことがオススメですね~。
では、10月18日のふしぎ発見を楽しみに♪
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