Rhodes
ギリシャの観光と言えば、アテネのアクロポリスに始まり、
島を周れば、ミコノス島やサントリーニ島、そしてクレタ島まで
多くの見どころがある。
ちょっと影の薄いロドス島だが、オススメの観光名所や
ロドス島の有名な話、それからギリシャ全体としてとらえると
おすすめ度はどのくらいかを考えてみよう。
さあ、今日もよろしくね~。
ロドス島の観光
ロドス島は、ロードス島とも呼ばれ、
現地では、ロードスの方が発音が近いが
ロードス島は、昨今のTVアニメが有名なので
ここでは、ロドス島としておく。
まずは、位置をグーグルマップで確認しておこう。
ロドス島の地図
ギリシャはイタリアのようにしっかりした長靴の形でなく、
島がたくさんあって、ちょっとつかみどころがない。
数ある島の中から、有名なミコノス、サントリーニ、
クレタ、ロドスを指させる人は、よほどギリシャ好きであろう。
ギリシャとトルコの地図
次にギリシャ全体へズームアップ。
南にドンと鎮座するのが、クレタ島。
ロドス島は意外と大きくて、
ミコノスやサントリーニにいたっては、
こんなにも小さいのが以外だと思う。
ギリシャ全体
ギリシャ全体から見るとロドス島は
トルコかと思われるほど、トルコよりなことが
伺えるだろう。
アテネからは、一番遠い島といっても良いほどだ。
ロドス島拡大地図
観光
ロドスの中世都市はユネスコの世界遺産に登録されている。
人気の地域は2箇所である。
リンドス村 Village of Lindos
ロードスタウンとはまた違った趣。
紀元前8世紀頃に建てられた古い町並みも
素敵だが、騎士団の要塞や白い村や青い海との
対比も見応えがある。
ロドスシティ
歴史的な建物が多く、中世時代にタイム・トリップしたかのよう。
街の中心部にはレストランやおみやげ屋さんがあふれ
多くの観光客で賑わっている。
ここだけでも、ロドス島を充分満喫できる。
私は歴史が苦手で、ほとんど語れないので
ご興味のある方はこちらを↓
塩野七生さんの書かれた「ロードス島攻防記」
(↑クリックするとアマゾンへ)
せっかくなのでここで、ロドス島と言えば
出てくる2つの有名なお話を。
世界七不思議のひとつ ー ロドス島の巨像
この七不思議は、単なる想像や不思議な現象でなく、
実在する・した驚異的な建築物や彫刻などである。
ロドス島の巨像 Colossus of Phodes
世界7不思議と言われてもピンと来ないので、
どれくらい不思議なことかすべての画像をアップする。
ロドスの巨像は、右の上から3番目。
Image:SevenWondersOfTheWorld en:User:Slof – en:Image:SevenWondersOfTheWorld.jpg.
Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ
紀元前3世紀頃にリンドスのカレスによって建造され、
太陽神ヘーリオスをかたどったコロッソス(彫像)。
全長 34m 台座をいれると約50m
おや、この大きさ、馴染みがある。
先日、書いたブラジル・リオデジャネイロのキリスト像の大きさに
匹敵するではないか!
それに、ニューヨーク・自由の女神の大きさもこのくらい。
世界の巨大像とは、だいたい台座も入れて50mくらいが
相場なのかも知れない。(←おぃ、なんの相場だよ。)
『ロードスの要塞』 映画発見
マカロニ・ウェスタンの名匠、セルジオ・レオーネ監督作。
(1960年代作品、「荒野の用心棒」あたりに作られ、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」も彼の作品)
私の歴史知識不足を、こんなんで
補おうとしてるところ。笑。
塩野七生さんは、トルコに行く前、
「コンスタンチノープルの脱落」に挑戦したが
苦手すぎて諦めた。
この映画だったら、頑張れるかも♪
イソップ寓話のロドス島 ここで跳べ!とは?
イソップ寓話集(ぐうわ)で、「ほら吹き男」の有名な成句がある。
「ここがロドスだ、 ここで跳べ!」
これ、ヘーゲルやマルケスといった立派なお方々が
引用に使ったばかりか、日本人AKBのファンにも知られることとなった。
なんと、彼女たちの4枚目のアルバムタイトルでもあるからだ。
事の起こりは、そのほら吹き男は競技選手で、
遠征したロドス島から帰ったときにこう言った。
「ロドスでは、大飛躍をした。あなた達がロドスに行ったら
ロドスの人たちがそれを証言してくれるだろう」と。
それを聞いた人が、
「それが、本当なら今ここで跳んでみろ。
証人はいらない、ここがロドスだと思え」と。
結局、ロドス島でできたのなら、ここでもできるだろうから、
ここで証拠をみせてはどうかということで、『論より証拠』と
例えられる。
トルコからロドス島
グーグルマップでご覧頂いたように、ロドス島は、ギリシャのアテネより
トルコのマルマリスからだと、約50km弱なので、かなり近い。
今だと高速船もあり、なんと片道1時間。
普通のフェリーで2時間15分。
高速船だと、往復2時間なら、日帰りすることも可能。
トルコ旅行で、ギリシャも1日楽しめるっていうのは、
すごくお得感がある。
また、飛行機で国際空港に着くより、
船のほうが、ロドスシティの中心地に近く到着する。
ロドスシティだけでも、かなりロドス島の雰囲気は
味わえるし楽しめる。
リンドスの方へも足を伸ばすなら、もう一泊するとしても、
有意義な旅になるだろう。
ちなみに、私が行ったのは随分前だが、
トルコのマルマリスからロドス島に着く前に
船の中でパスポートを集められる。
それが、ビニールの穴あきカゴにただポンポン入れられ、
係の人も、売店の売り子さんのような普通の人で、
預けるのに戸惑ったことを思い出す。
出さない場面でもないので、しょうがなく差し出したが
手元に戻るまではかなり不安だった。
また、着いてからの入国が、ゆっくり一人ずつの対応だったので
40.50分程かかった。
それらが、改善されていると良いのだが。
また、今は、ギリシャ、ユーロ圏なので船の中でも通貨が違うこと、
チケット予約を前もってネットでやっておかないと、
乗れないこともあるようだ。
私は、またトルコに戻るつもりで、ロドス島に行った。
さんざんトルコで構われ過ぎに疲れ果てていたため、
ロドス島について誰にも構われないことが
あまりにも気持ちよく、やっと自由に羽を伸ばせて、
二度とトルコには足を踏み入れなかった。
ギリシャ観光の中でロドス島を考えてみると
ギリシャ観光の全体をとらえてロドス島を考えてみよう。
まず、ギリシャ観光で行きたいところはどこだろう?
アテネではアクロポリスだけ観光し、あとは島に飛ぶことをお勧めする。
- ミコノス島
- サントリーニ島
- クレタ島
- ロドス島
観光として有名な島々だが、ミコノス・サントリーニ島は
写真が好きな人や女性におすすめ。
歴史が好きだったら、クレタ島かロドス島。
私は、クレタ島は最後まで悩んだが、時間の関係で
ミコノス・サントリーニ島に集中することにした。
時間があれば、ゆっくり船で島々を周っても良いかも
知れないが、トルコやロドス島のように近くはない。
そこまで時間がないので、
各々の島をフライトする感じになると思う。
そう、そこでおすすめするのが、
ロドス島だけトルコから入って観光してしまうことだ。
ロドス島のダイビング
あ~、すっかり忘れるところだった。
忘れるくらい、記憶に残っていなくて…
ミコノス島の壺とか、紅海のナポレオンとか
せめて1つでも、思い出せるものがあればいいんだけど。
う~ん、ボートダイブで2本は潜ったんだが。
リンドス村のキレイな海でシュノーケルでもしてた方が
良かったかもしれない。
まあ、ダイビングは運もあるので、
私の体験のことはどうか忘れて、是非お試しあれ~。
本日は、こちらの曲でお別れ(^_^)/~
恋はみずいろ ポール・モーリア L’amour est bleu Paul Mauriat
(2分32秒)
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