ワン猫をトルコではじめて見たよ♪泳ぐヴァン猫動画

Turkish Van

ターキッシュバンは、トルコ発祥の猫で、特に毛並みの白い貴重な猫を、読み方からワン猫・バン猫・ヴァン猫と呼び、特に統一はされていない。

バン猫トルコ

ヴァン猫

旅をしていると、通りすがりの人が勝手にあそこに日本人が住んでいるよと教えてくれ、なんならそこまで案内してくれることが度々ある。

今だったら(イヤ~、別に日本人に会わなくても…)と思う。
が、まだ旅慣れてない頃、それも英語も通じにくいしなぁとちょっと考える。
極めつけは何といっても超親日家のトルコの方。おそらく、何度イイよと言っても連れて行かれる。それが親切ととるか強引ととるかは、こちらの精神状態による。笑。

で、さっそく連れて行かれたのが、古くからありそうな絨毯(カーペット)の修理屋さん。

いや~、さすがにこんなところに日本人は…と思った数分後、

奥の方から「あら、日本人の方ですか?」とお声がかかる。
優しそうな○似の美人さんである。

はるばるトルコ→カーペット→修理屋さんに嫁ぐなんて、まったくもって縁とは不思議なもの。

トルコのカーペットまでは有名だと知っていたが、
どうして修理なの?と聞くと、

「こちらの人は、ほころんだり、傷ついたりしたら修理に出してカーペットを半永久的に使うのよ」

のっけからい~いお話。

日本でカーペットを修理して使うなんて聞いたこともなければ、肝心の修理屋さんもなさそう。

はじめに多少値がはってもいいものを買って長年愛用するというのは見習いたいものだ。
ただねぇ、作るほうが長年使えるものを使ってないのよね、日本の場合。

以前、カーペットを買うときに
「これ汚れたらどうするんですか?」
クリーニングにと言われるかと思ったら、「使い捨てです」と言われたことがある。

飛び上がるほど高くもないが安くもなかったので、結構寂しい思いをしたものだった。

す、すみません、なんだかカーペットの話になってしまって。

いろいろなヴァン猫(36秒で見れる)

泳ぐ猫ちゃんは、最後の方にいるよ~。

ワン猫 イスタンブールでの出会い

そうこう話が進むうちに、

サーッと猫が通りすぎた。

私「あらっ?!」 「なんか違うね」

向こう「気がついた? ワンって言う特別な猫なの」

何でも両方の目の色が違う特殊なもので、非常に珍しいらしい。

珍しい→貴重→価値がある→高値

のようで、いつも盗まれるんじゃないかヒヤヒヤしているんだとか。

それにしてもスゴく早いスピードで通り過ぎていったワン猫ちゃん。

家の中にじっとしているのは厳しそうで、彼女の心配は、幼子のようにつきないんだろうなぁ。

トルコ カーペット

絨毯屋さんのワン猫は、実は珍しくなくて、
看板猫として飼われることが多い。

また、高級カーペットに高級な猫ちゃんは合うのかもしれない。

ワン猫の歴史と由来

ターキッシュバンは、トルコの山奥に古くからいた。
1955年に、トルコを旅していたイギリス人がトルコ南東部の湖で泳いでいるのを発見。
その湖の名がバン(Van)湖であることから、その名になった。

1969年にはイギリス公認になり、
1982年にはアメリカで繁殖が行わるようになった。
1995年には、アメリカに本部がある猫登録協会CFAで公認された。

バン湖では、ワン猫の保護と繁殖を行う施設もあるようだ。

 

ヴァン湖の場所(グーグル地図)

 

東の比較的大きい湖がヴァン湖。

ワン猫の3つの特徴

オッドアイ(Odd-eye)

Oddは、「変な、風変わりな、妙な」と言った意味である。

Odd-eyeは、猫の目の左右の虹彩色が異なる状態

このワン猫の場合も右と左の眼の色が違う。

眼の色が左右で違うなんてビックリしてしまうが、実は、どのような色の猫にも存在する。

ちなみに、白猫に特に多く、純血種だと、

ターキッシュバン、
ターキッシュアンゴラ、
ジャパニーズボブテイル

という3種に表れやすい。

トルコ、トルコ、日本。

え、ワン猫は日本にもいるんだ~。このジャパニーズボブテイルは、白地の三毛猫に特に多いらしい。

ちなみに眼の色は、一方が青で、片方がオレンジ、黄、茶、緑のパターンが一般的。

一方が黄色で、もう一方が薄い銀やグレー、薄青色の場合、「金目銀目(きんめぎんめ)」と言って、縁起がいいと貴重で珍しがられる。

ただ、オッドアイをもつ猫の薄い青色側は、なぜか聴覚に障害をもつことがあるらしい。

また、すべてのターキッシュバンの両目の色が違うとは限らないようだ。

 

バンパターン(バンカラー)

頭とシッポだけに色が付いている特徴があり、バンパターンと呼ばれている。
その他、胴体はほぼ真っ白で、毛並みはふさふさしている。

ターキッシュバンとヴァン猫の一番の違いは、胴体が白いかどうかで見分ける。

 

猫なのに泳ぐ

猫は一般的に水を怖がるけど、このワン猫ちゃんたら、水を怖がらず、なんと、泳ぐことができる。

色白で上品風な外見ではあるが、育ちは山岳地帯である。

いかなる状況にも臨機応変というか野性的に育ったのか、水遊びだけでなく、全体的に活発に遊び、自由気ままな傾向のようだ。

ヴァン猫の価格

トルコは、国からの持ち出しを禁止しているので飼えません。

20~35万と書かれているところがあるが、ターキッシュバンの方の種類の多いものは飼えるらしい。どちらかというとブリーダーを通しての取引になるかもしれない。

 

ワン猫泳ぐよ~動画

お待たせしました。

ワン猫のマリリンちゃんが泳ぐ動画を見つけたので、ご覧ください。

それでは、泳がせていただきます。

この猫ちゃん、まさにバンパターンの色合いで登場。

これぞ、犬カキならぬ猫カキというのだろうか。

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