Grace Patricia Kelly
グレース・ケリーについて
グレース・ケリーといえば、“20世紀を代表する絶世の美女”で、
懐かしのマリリン・モンローやオードリー・ヘプバーンと肩を並べるスーパースター。
中でも、気品に満ちたその姿は、“クール・ビューティ”と絶賛された。
押しも押されぬ人気絶頂の中、モナコ大公レーニエ3世と、出会い結婚。
実生活のほうが映画をうわまわる劇的な展開に、心踊らされてしまった~。
そんなグレース・ケリー妃が嫁いだモナコ公国に、
フランスへ赴(おもむ)いた時には、是非一度足を運びたい。
パリからは、TGV(新幹線)で、約6時間ほど。
もう少し、グレース・ケリーの想い出に浸るために
彼女の活躍を振り返ってみよう。
グレース・ケリーの映画
女優グレース・ケリーとしてのご活躍を
映画としてピックアップしてみよう。
まず、2015年4月23日に公開となった
「グレース・ケリー 公妃の生涯」
〈↑アマゾンでチェック〉
当時の貴重映像や写真を満載↓(2分57秒)
そして、2014年は、ニコール・キッドマン演じるグレース妃が話題に。
製作する側も、絶世の美女を選ぶのは大変だっただろうけど、
ニコール・キッドマン…。う~ん…。
イヤ、グレース妃と同じレベルを望むほうがムリ…ですね。
でも、内容が半端なさそう。
さて、この映画、グレース妃は、モナコ存亡の危機を
なんと「一世一代の大芝居」で救ったと。(56秒↓)
彼女の女優魂は、銀幕を突き抜け、現実の国際社会の中で
自らが自身を脚本・監督してやってのけた…ようなことですね。
やはり、この方の虜になってしまうわけだ~!
こちらが今までに出演した映画
映画監督アルフレッド・ヒッチコック作品
『ダイヤルMを廻せ!』 『裏窓』 『泥棒成金』
1954 『モガンボ』でアカデミー助演女優賞にノミネート
1955 『喝采』でアカデミー主演女優賞
(俳優ビング・クロスビーの妻役)
出演は、全部で11作品だが、デビュー作
1951(22歳)『Fourteen Hours』と「緑の火・エメラルド」
は、アマゾンでは見あたらなかった。
モナコ公国 王室の家系図
しばらく、世継ぎが現れなかったところ、
2年ほど前からちょっとしたベビーブームでもある。
モナコは、グリマルディ家が世襲し、
大公を元首とする立憲君主国である。
一時は、跡継ぎがいなければ、フランスに編入される条約だったが、
2005年、レーニエ3世が亡くなり、アルバート2世にバトンタッチされた時、
新条約のもとで、モナコの存続は保証された。
さて、いろいろチェックした中で、
これ↓が一番かわいかったので、迷わずこちらを採用。
Naissance des jumeaux princiers Gabriella et Jacques à Monaco (vidéo) / France Bleu via kwout
グレース・ケリー妃 まさかの事故
美人薄命…とは、この人のためにある言葉なのか、
あまりにもお若くして…
1982年9月13日、自らハンドルを握りローバー3500を運転して南仏のロックアジェルの別荘からモナコに戻る途中に脳梗塞を発症。そのまま急カーブの坂道でガードレールに激突し、道路横の崖を40メートルほど転落して自動車は大破した。事故後すぐに病院へ搬送されたが意識が回復しないまま翌日に死亡(52歳)。この事故死を受けてモンテ・カルロでは1日全てのカジノの営業を中止して喪に服した。
同乗していた次女のステファニー公女(当時17歳)は軽傷であり、9月26日に退院した。現地報道では、一時情報が錯綜し、ステファニー公女が運転していたとも報道された。真相は不明のままである。出典:Wikipedia
モナコ公国の特徴
世界で2番めに小さい国
世界で一番面積の小さい国は、バチカン市国でイタリアの中ある。
その次に小さいのが、このモナコ公国だ。
国連加盟国の中では、世界最小。
首都モナコ市モンテカルロが、そのまま国のすべて。
日本の皇居と比べるとその小ささが、よくわかる。
1 | バチカン市国 | 約0.44km² | 人口800人ほど |
2 | モナコ公国 | 約2Km² | 約3万人 |
番外 | 皇居 | 約1.4Km² |
モナコ王室が美男美女というと、
なんだか住んでいる人も美男美女?って錯覚して、
面積が小さいということは、世界一美男美女の人口密度が高い? って、
ありえない妄想が、と、止まらない…
タックス・ヘイブン
あった! 世界一。
モナコはタックス・ヘイブンで、つまり個人居住者は所得税が免除される。
となると、裕福者がこぞってこの国にやってくる。
つまり、世界一、国民総所得が高いことにもなる。
(※2008.2009年の国連加盟国の中で)
実際、外国籍者が約84%で、モナコ国籍の人は16%。
また、じゃあ、フランス人は、こぞってモナコに行きたくなるのではと思いきや、
1957年以降に移住したフランス国籍者は、
例外でフランス政府に税金を収めなければならない。
これは、フランスがモナコに併合を迫らない理由でもある。
カジノができない…
19世紀は、一時期カジノの収入が9割を占めていたこともあるらしいが、
今は、5%ほどになっている。
驚いたことに、モナコ国籍の人は、カジノを禁止されている。
モナコ在住の日本人
モナコ→F1 を連想するが、鈴木亜久里さん
ウォーキングで有名なデューク更家さん
サッカーの中田英寿さんは、市民権を獲得
テニスのクルム伊達公子さんなどもモナコ在住
モナコ観光ポイント
モナコと言えば、カジノやフォーミュラワン(f1)モナコGP、
WRC・ラリー・モンテカルロが開催されることで有名だが、
それ以外、観光としてのポイントを上げてみよう。
1.モナコ大公宮殿
右の方の王宮の上に旗が立っているが、
白い旗の時は、大公がいらっしゃり、
旗がかかっていないと、出張中だ。
毎日11時55分に近衛兵の交代式がある。
小さい国なので、交代も質素で微笑ましくなるくらいだ。
宮殿と名がつくと、だいたいフランスのベルサイユ宮殿とかを見学した後なので
ちょっとカワイイかもしれない。
2.カジノ
モナコには4ヶ所カジノがある。
中でもグランドカジノは、
パリのオペラ座をつくった建築家によって立てられひときわ優雅だ。
3. 水族館
大公宮殿から約5分位で歩いていける。
4.カテドラル(大聖堂)
モナコの 国教はカトリック。
大公一家の行事や一般の人の結婚式も行われる。
今はなきグレース妃のお墓もこの中にある。
(GRATIA PATRICIAとして)
5.日本庭園
グレース妃は、日本が好きで日本庭園を望んだ。
ここまで来て、日本?と、観光で来れば
正直手放しにも喜べないのだが、
ヨーロッパの人や観光客で大人気。
6.グレース妃のバラ園
彼女のために特別に作られたバラは、彼女亡き2年後に作られた。
モナコの国中をバラで飾りたいという夢をなんとか形にしたかったのであろう。
モナコの国旗 赤と白をデザインしている。
モナコまできたら絶対 絶景のエズ村を外すな!
モナコは、2.02Km²と面積が狭いので、縦横2kmとしても、
合計4kmは、1時間で歩けてしまう。
宮殿の待ち時間がどれくらいかかるかによるが、
カジノで勝負したい人は別として、
今さら、何なんだけど、実は、そう腰をすえて観光する程でもない。
もし、1日の観光を当てているのなら、
午前中、宮殿とカジノあたりを半日でモナコ観光とし、
午後には、隣のエズ村に出かけてのんびりしよう。
特に女性だったら、どこを見ても飽きない楽しいお店がたくさんある。
ギリシャのミコノス島やサントリーニ島のように
白い建物は見当たらないけど、
それらの島のように、お店ごとにいろいろ楽しめる。
絶対、行かずにいたらもったいないよ。
近く、おとぎの国のようなエズ村についてもφ(`д´)カキカキするね。
お楽しみに~。
(ひとりごと)
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p style=”text-align: center;”>(こちら↑は、F1のレーストラックでもある。)
ある日、熱海温泉に友人と出かけた。
メイン通りの「金色夜叉」の貫一とお宮の銅像を見に散歩していた時のことである。
う~ん、この風景、どこかで見たことがある。
「そうだ! モンテカルロ。」
イヤイヤ、ここは日本で有名な熱海の、
それも日本情緒豊かに演歌が似合いそうな温泉ですゾ。
とっさのことに、吹き出しそうになったのだが、
イヤ、思い出すだけのことはある。
似てるのだ。
あのF1レースが行われるであろう、あのモナコに。
1つ目は、海岸沿いに大通りがあり観光地であること、
そして2つ目、これが決定打でもあるのだが、
車道がクルッと『つ』の字に曲がっていること。
3つ目が、その大通りの賑やかなところは平坦だけど、
海岸からわりとすぐに街並みが丘状態であること。
一度、納得してしまったら、もう最後。
そのイメージから離れられない。
そこら辺りを散策中、
ずっとモナコの想い出にふけってしまった熱海温泉。
いないと思うけど、同じ経験のある人、
是非コメントくださ~い。
(何でグレース妃からはじまって、熱海で終わるのよ!←反省)
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