Rio de Janairo
リオ・デ・ジャネイロのオリンピックもそう遠くなくなってきた。
オリンピックに足を運ぶ人もそうでない人も
リオ・デ・ジャネイロにどんなワクワクが潜んで
いるのやら、一緒に冒険してみよう♪
リオデジャネイロは世界三大美港 こちら↑は、白い砂浜が4km続くコパカバーナビーチ
リオデジャネイロの治安は?
以前から噂される治安の悪さだが、実際どうだろう。
私が訪れたのは、随分前の事なので、現在がどうと
語れるほどではないが、ご参考まで。
治安が悪いとはいえ、ここはどこかといえば、
世界的に有名なお祭、リオのカーニバルが行われる
まさにその、紛れもないリオである。
毎年、世界各国からあふれんばかりの観光客が訪れ、
最近ではワールドカップ、そして五輪が続こうとしている。
こんな世界的な観光地で、治安が悪くて…と
国が手放しでいれるものだろうか?!
という期待感を持ちながら、
これまたお国事情で、根こそぎごっそり懸念される
不安材料を払拭できるほどではないだろう。
ということは、私が行った時とさほど大改革は
起きてないとして続けよう。
まず、リオ・デ・ジャネイロの地図から。
コンコバードの丘は、
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのシンボル、
キリスト像の立っている所。
南の海岸が、有名なコパカバーナとイパネマ海岸だ。
この間ご紹介した、
財務省からでている海外安全アプリ。
今現在のリオの状況を調べると、
「十分注意して下さい」となっている。
まさか! 貴重品が…体験をしてしまった
一応カーニバルが見たくて、その時期(2-3月)にブラジルに入った。
が、観光客であふれるリオを避け、
カーニバルで2番目に有名な都市、
サルバドールへ出かけた。
サルバドールの宿では、オーナーに
こう言われた。
「カーニバルに参加するなら、
時計・ネックレス・ポシェット・カメラ
すべて、何も持って行っては行けません!
ジュースを飲む小銭だけね」と。
結構、キッチリ、念をおされた。
私は、金目の物じゃないけどある意味、
貴重品だからと、一品だけ持ってでたものがある。
ものの30分しないうちに、その貴重品をいれたお尻のポケットが、
それを取り出すかのように、上向きにポンと弾かれた。
貴重品という意識がなかったので何事かと思いきや
私の大事なものが、空を飛んだ。
これ以上ないほど、相手の男を睨みつけたのだが、
男の態度はこう↓。
人混みの中、飛んだものを探すのが大変だったが、
やっと見つけたときはホッとした。
なぜなら、それは…
メイドインジャパンの日焼け止めだからだ。
照りつける日差しの下、これ必需品よね。
でも、同じ品質のものはここでは手に入らないから、
ある意味、金品より大事な貴重品。
まあ、日焼けせずにすんでよかった~。
その翌日は、カーニバルの中には紛れ込まず、
だいぶ感覚がわかったので、
カメラをわからないように隠し持ちつつ、
安全な居場所を転々として、外から
カーニバルを楽しんだ。
リオに着いたのは、カーニバルの熱が
多少残りつつも、まあほとんど観光客が
引いた後だった。笑。
当時でさえ、ガイドブックには、
スリやひったくりが多いので気をつけるように書いてあった。
あのコパカバーナビーチやイパネマビーチも
お昼のひと気のあるときにしか海岸にでないようにした。
セントロ地区という、中心街に宿をとったが、
この路地から先は、なんとなく…のような場所も極力さけた。
観光地での注意点として
- 時計・アクセサリーはしない。
- スマホ・カメラは、小さめのバックにいれて目立たせない。
- 夕方以降は、一人では歩かない。
- 海岸も狙われやすいので、お昼でもひと気のあるところを。
- スキミングに気をつけ、明細はこまめにチェック。
- 小銭は小分けにして、あちこちに分散しておく。
渡航前には、
安全アプリの安全対策基本データの
犯罪発生状況や防犯対策を
読もう。(う~ん、これ読んだら
迷ってる人は行かないかもなぁ。)
ちなみに観光地らしき有名な都市の
すべてが「十分注意して下さい」と。
それでも、お隣の都市、サンパウロは
響きはいいのだが、ブラジルの中では
一番ヤバイ都市だと思う。
行かないに越したことはない。
特に是非という観光ポイントもありませんし。
リオ・デ・ジャネイロってどういう意味?
リオデジャネイロはポルトガル語で、o Rio de Janairo
o → 男性名詞につく冠詞
Rio → 川
de → of (~の)
Janairo → 1月
つまり、1月の川 という意味である。
なぜ、1月の川なんだろう?
さかのぼること1502年1月1日、ポルトガルの探検家
Gaspar de Lemos(ガスパール・デ・レモス)が、
Baia de Guanabara(グアナバラ湾)にさしかかり、
これを大きな川だと勘違いして命名したようだ。
1月に発見した川で、1月の川なんだね~。
リオデジャネイロオリンピック時の時差は?
普段は、日本との時差がちょうど-12時間。
昼と夜を入れ替えればいいから楽だね。
ホント、地球の裏側って感じ。
ところで、有名な地域サンパウロ、リオ、ブラジリア等には
サマータイムが設けられる。
10月第3日曜00:00~2月第3日曜00:00
が、オリンピックは、8月5日~21日までの
17日間なので、サマータイム適用にならず、
そのまま-12時間である。
意外と知られていないオリンピックの事実
2016年夏季オリンピックが行われる。
しかし、南半球のここリオ・デ・ジャネイロは冬である。
え、いいんですか~?! はい、問題ないようです。
ちなみに南半球で夏季オリンピックが
行われたことが過去数回ある。
これらの地域は、よほど寒かったのか
1ヶ月遅れなど、日付を考慮している。
幸い、リオでは、夏季としてやっていける十分な暑さ
(暖かさ)なので、特に時期をずらすことはないようだ。
真冬に夏季オリンピックだなんて、
どんだけ暑いよブラジルくん。
まあ、過度な暑さではなく、程よい暑さだと
アスリートも競技しやすく、記録更新多発!
なんてことがあったら、おもしろいね。
リオデジャネイロへは空港から
この国際空港は、
ボサノバの創始者の名から、
アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港
1995年、彼の死後、功績をたたえ改名。
しかし、旧名のガレオン空港と呼ばれる方が
しっくりきているらしい。
エアポートリムジンでリオ・デ・ジャネイロまで
約1時間半。
8-10R$(ブラジルレアル、約400-500円)
リオデジャネイロの観光名所はここを外すな!
リオに行ったら、ここはと思えるベスト3+αを
ピックアップしよう。
コンコバードのキリスト像 Christ the Redeemer statue
こちらは、先日、思わぬ視点から楽しめる
ほっこり画像を交えた記事にした。
よく見ると、キリスト像の方や頭に人が乗っているでしょ?
気、気になる? → ここをクリック(この動画にグッとせまるよ~。)
(↑ 非常に人気あり。)
ポン・ジ・アスーカル Pão de Açúcar
チーズのは入ったもちもちパン、
ポン・デ・ケージョはお好きですか?
ここでは、
アスーカル → 砂糖
砂糖パンのように盛り上がっている とか
砂糖を精製する時の道具に似ているとかのようだ。
こちらは、ロープウェーで2回乗り換えて、頂上に向かう。
飛行場が近くにあるので、接近する飛行機を
間近で見れて、迫力があるようだ。
飛行機好きは、ロープウェーの中で
右側に座ったほうがよく見れる。
この島側からと、反対にキリスト像を含めた絶景が
楽しめるが、天気が良くないと景色どころでは
ないようなので、天候を見極めてね。
また、夕方から刻々と変わる夜景をみながら
のんびりと過ごす時間は至福の時を味わえるとか。
(↑これ、おひとりさまじゃないほうが…。笑)
幻想図書館 REAL GABINETE PORTUGUÊS DE LEITURA
借りれない本が陳列してある、世にも珍しい図書館。
借りれないばかりか、触ることすらできない。
まさに幻想的! ファイナルファンタジー、ゲームの世界に迷い込んだか?!
Flickr :Real Gabinete Português de Leitura by Os Rúpias
(おまけ) カーニバルの時期じゃなくても、カーニバルの雰囲気を楽しもう♪
せっかくリオまできたのに、カーニバルの時期じゃないなんて、残念。
でも、Platafoma のショーを観れば、かなり雰囲気味わえるよ。
色とりどりのパフォーマーが次々と現れ、見応え充分!
サンバだけでなく、バイア、カポエイラも組み合わせられていた。
後半、観光客の触れ合いの場があり、みんなどこ(国)から来てる?
と司会者。「Japan?」で思いっきり手をあげたら、ステージに呼ばれ、
坂本九の「上を向いて歩こう」を歌うはめに。
あ~、出だしは知ってるけど、それ以外ぜんぜん歌えなかったことに
気づいたときはもう遅し。もう、顔から火が出てる状態だった~。
ちなみに 夜遅くなるのが、懸念されたので、ホテル近くまで
送迎付きのツアーに申し込んだ。
夕食とサンバショーがセットになっていた。
シュラスコと言って、串刺し焼き肉を次から次へと
好きなだけ切り分けてくれるブラジル料理。
それがかなりの種類あって、おそらく3日分くらいは
食べたので、もう動けないほどだった。
それに、豪華なショーを見れるので
このツアーは、是非おすすめしたい。
(おまけ2) ボサノバ ”イパネマの娘”が作詞されたバー(カフェ)
このイパネマの娘は、なんとビートルズ「Yesterday」についで
2番めにカバー曲が多いんだとか。
アストラッド・ジルベルトの歌で世界的に大ヒットした。
日本では小野リサさんが歌っている。
母のたばこを買うために、度々バーに遣いきていた
少女エロイーザがモデル。よほど可愛かったんだろうね♪
特に特徴があるバーではないが、
この曲が好きだった私は個人的にとても満足。
The Girl From Ipanema(イパネマの娘)
歌:Astrud Gilberto(アストラッド・ジルベルト)
ブラジルの観光名所
そして、ここリオ・デ・ジャネイロまできたら、
もう2.3泊を何が何でもあなたのために
捻り出して下さい。
リオまできて、ここを訪れることなく、
日本に帰ってきてはなりませぬ!
(↑ど、どうしたこの口調)
それは、東京のスカイツリーを見学して、
浦安のディズニーランドに行かないようなもの…
いやいや、見なかったら、
一生後悔するくらいの世界最大規模。
ディズニーランドもあながち嘘じゃなく、
そのレジャーランドを実写化したような
ビッグサンダーマウンテンや
スプラッシュマウンテンばりのことを
本物の自然で体験できるばかりでなく、
その景観・規模たるや簡単に想像できるものではない。
さあ、その壮大なスケールの正体は↓
世界三大瀑布どころではない、
世界No.1の滝、イグアスの滝だ。
アメリカのT.ルーズベルト大統領が、ご夫婦で観光。
ナイアガラと比べて、川幅2倍、水量20倍の
このイグアスの滝を見て奥様が
「My Poor Niagara! (かわいそうなナイアガラよ)」
と言い放った言葉が有名なほど。
それを知って、私はすっかりナイアガラに行く気はなくして
今だ行こうとも思っていない。
(ナイアガラは、日本のミニチュア版、
鍋ヶ滝で間にあっている、今んとこ。笑。)
さらに、怒られるのを承知で言えば、
華厳の滝が100個以上くらい、イメージして下さい。
(↑この人の表現力、ほんと呆れるわ~。)
ディズニーランドのように、
ホントは家族で楽しむのが最高だけど。
ブラジルとアルゼンチンサイドで
違った景色をダブルでも楽しめる。
もう一回言う。
イグアスの滝に行く計画なしで、
リオ・デ・ジャネイロに
行ってはいけませぬ(^_-)-☆
見る と 行く と やる は、ぜんぜん違うから。
ここ、治安はほかと比べてかなり良い。
ボサノバ・サンバ(動画)を聴きながら
アントニオ・カルロス・ジョビンやイパネマの娘で
久しぶりに聴きたくなってきたサンバ。
最後に、暑い夏のお供に、お時間のある方はどうぞ。
4曲いろいろ選んでみた~。
どれかお好きな一曲がありますように。
Bellini – Samba De Janeiro サンバ・デ・ジャネイロ
Que Tengo Que Hacer – Daddy Yankee
4000万回以上再生されていた♪
Bitter Sweet Samba Long Ver.
(オールナイトニッポン・テーマ曲)
Desafinade(ジサフィナード)
初めてボサノヴァ(Bossa Nova :新しい潮流)という言葉が、歌詞で使われ、
以後、この種の音楽をボサノヴァと言うようになった。
演奏は、ボサノヴァ ギタリストの中村善郎さん。
大人っぽくて、なかなか落ち着く。
それでは、Ciao(チャオ!)
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